移籍の噂・・・~アタッカー編~
チャンピオンズリーグ優勝で幕を閉じた今季。来季に向けてリヴァプールにもそろそろ補強の噂がちらほら舞ってきています。ご存じの方も多いと思いますので、紹介は軽めに、そして個人的な見解を少し。
二回に分けてやります。今回はアタッカー編!
◆ナビル・フェキル
昨夏には合意寸前だった彼。どうやら、今季の補強で一番の目玉になるかも、といった見方がなされているようです。現在はフランス・リーグアンのリヨンでプレー。25歳。今季は29試合9得点6アシスト。
リヨンではトップ下、そしてたまにワントップを任されていたみたいですし、ドリブルやスピードに長けていることから左右どちらもたぶんいけるでしょう。でも正直今の3トップの間に割って入るのって厳しい。インサイドハーフの起用だとライバルが多すぎます。彼が常時スタメンを保証されなくても移籍したいかどうかにもよります。でも来てくれたら、中盤からの飛び道具、FKなど攻撃の種類は増えることでしょう。コウチーニョの退団後には「個で崩せる奴がいない」なんて言われたこともありました。本人次第ではありますが、期待。
◆ニコラス・ペペ
こちらもフランス・リーグアン。リールに所属するウインガーです。今季は38試合22得点と大躍進のシーズンを過ごしたようです。爆発的なスピードとドリブル技術の高さで、一躍ビッグクラブの注目の的になっているようです。
まだ24歳。まだまだ伸びしろは十分でしょう。主戦場は右だったみたいですが、シャキリとどう共存させるのか。もしくは左サイドでもゴリゴリやってくれるのか。もし両サイドガンガンにやってくれるのであれば、高額をはたく甲斐もあるのでは?
◆メンフィス・デパイ
あ、あれ?またフランスから??フェキルと同僚の25歳。今季は36試合10得点10アシストとまずまず。かつてはライバル・マンチェスターユナイテッドに所属していましたね。
フェキルとダブル獲りなんていう夢物語まであるのでしょうか。攻撃陣が豪華すぎて鼻血がでてきました、なんてこともあり得ます。スピードもあってアジリティも高い。得点力もそこそこ。フランスでの経験もあるため、以前よりもっとプレミア向きになったFWだと個人的には感じています。ただ、統計サイト「WhoScored.com」によると、「Defensive Contribution」すなわち守備への貢献度がウィークポイントだと・・・。いち見方とはいえ少し不安。
◆ティモ・ヴェルナー
こちらはドイツ・ブンデスリーガのライプツィヒに所属する23歳のストライカー。今季は30試合16得点9アシストとかなりの好成績。ドイツ代表でもまずまずの地位を確立しているようです。契約延長の拒否を表明、退団はほぼ確実のようです。
少し前はクロップが「欲しい欲しい!」って言ってたイメージがあります。僕も同感。足も速く、守備への貢献度も大、得点能力も高い。フィルミノの代わりができるか否か、というより、いろんな戦術で彼を活かせるはずです。フィルミノ級の補強に疑問の声もありますが、なにせ負担も大きいポジションなので良いかと。下手するとオリギにとってはピンチの移籍になるかもしれませんが、もっとも重視すべき補強なのではないかと、そう感じます。
いや、長くなってしまった。文字ばっかりで申し訳ない(´;ω;`)
次はディフェンス陣についての噂を見ていこうと思っています。
(出場、得点などのデータは、WORLD SOCCER DIGEST「2018-2019 EUROPE SOCCER TODAY 完結編」より拝借)